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栃木県で産業用ロボットを導入して自社工場の自動化を検討されている方へ、栃木県に拠点がある産業用ロボットのSIerを３社をご紹介します。

• 株式会社オフィス エフエイ・コム
• 株式会社サンリツ
• 株式会社足利技研

この記事では上記３社の基本情報や導入事例について解説します。

株式会社オフィスエフエイ・コム

基本情報

株式会社オフィスエフエイ・コム（FA.COM）は1997年に栃木県小山市に本社を構え、東京都、大阪府、広島県、福岡県など全国各地に拠点を有するSIerです。

23年間にわたり3,000件以上のファクトリーオートメーションを手がけるなど、豊富な開発や製作実績があります。

また、高度な技術を持つ300名以上のエンジニアが在籍しており、一貫したスマートファクトリーを手掛けられる強みを持ちます。

取引先は自動車関連業界からスタートし、現在では IT、 医療システム、物流システムなど着実に事業の幅を拡大しています。

機械・電気(制御)・IT(ソフト)のそれぞれの領域に幅広く精通し、装置製造・ロボットSIのほか、 経営者向けのコンサルティングまでもサポートしている株式会社オフィスエフエイ・コム（FA.COM）の最大の特徴と言えます。

導入実績・導入事例

スマートファクトリーコンダクターラボ（通称：スマラボ）

オフィスエフエイ・コムは2018年5月、スマートファクトリーの最先端技術を体感できる常設展示場「スマートファクトリーコンダクターラボ（通称：スマラボ）小山」という最先端ラボを、栃木県小山市の東間々田工場内に FA プロダクツ、ロボコムと共同で開設しました。

スマラボ内は、「物流」「自動車／機械」「IoT」「食品」のゾーンで分かれており、それぞれの作業に特化したロボットが展示されています。

これらのロボットを実際に見ることで、自社にはどのようなロボットが適しているのかイメージできます。

食品の盛り付けが可能なロボットの開発

3D画像センサーにより食品の位置や種類をロボットが識別（立体識別）し、様々な食品をお弁当に盛り付けます。

食品によってハンド変更が可能で衛生面も万全になっています。

さらに、ハンドには荷重センサが付いていて瞬時に食材の重量を測定できます。

株式会社サンリツ

基本情報

株式会社サンリツは昭和62年に栃木県那須塩原市に本社を構え、電気設備工事、さらに産業用コンポーネント販売までの一貫した総合エンジニアリング業を展開してきました。

近年、ソフト面、ハード面の両方に顧客からの要望が多く、それに対応するSIerとして活躍しています。

株式会社サンリツは自動化制御システム・電力監視システム・省エネルギー化のプランニングからシステム設計・制御盤製造・現場施工・アフターサービスまで一貫したサポート体制を築いており、要望への柔軟な対応力が強みです。

導入実績・導入事例

産業用ロボットシステム構築

産業用ロボット導入・周辺機器の提案から、設計・製作・現地据付までを一貫して対応しています。

ティーチングプログラムと周辺設備との同期、そしてインターフェースの設計など、産業用ロボットの生産現場導入を構造段階からサポートしています。

また  PLC（シーケンサー）のソフト設計だけではなく サードモーションコントローラーやタッチパネルなどの必要部品が老朽化もしくは生産終了したとしても、同等の機能を備えた整備機器の選定・提案により、常に最先端システムを構築できるサポート体制となっています。

各種配電盤設計・製作

高低圧配電盤をはじめ、自動化制御・特殊基板に至るあらゆる受配電盤プランニングから、設計・部品調達・製作までのサポートを対応してくれます。

また、IoTなどを視野に入れたシステム拡張や追加変更にも柔軟に対応しています。

株式会社サンリツはオートメーションシステム・各種プラント設計、制御盤・配電盤の製造、計装工事・電気設備工事、産業用コンポーネント販売までの幅広いトータルソリューションを提供してくれます。

株式会社　足利技研

基本情報

株式会社足利技研は1945年4月に旧名：桑子電気商会として設立し、省力化・自動化機械の製造・加工において、高い技術と優れた開発力を培ってきたSIerです。栃木県足利市に本社を構え、ロボット応用商品を中心に、NC制御応用商品、その他の自動化を目的とした装置の導入などロボットシステム開発を一筋に展開していることが特徴です。

長い歴史の中で、多くの大手企業と取引きをしながら経営拡大を続け、業界大手「ファナック」のビジネスパートナーとしても長年の実績があります。

ハードはもとより、ソフトウェアについても独創的で高水準な開発力をお求めであれば株式会社足利技研は希望通りのSIerとなります。

導入実績・導入事例

多種混合FMS溶接システム

FMS（フレキシブル生産システム）を導入する目的として省人化、品質の安定化、単純作業の機械化、悪環境作業の機械化などがあげられます。

溶接作業には現在３0万人程度の溶接工が従事していますが、人口の減少や技術の衰退などの理由から、今後、溶接工の人員が不足し補充は厳しいものになると言われています。

株式会社足利技研の多種混合溶接ロボットシステムは、補充人員不足などの問題解決にも非常に有効です。

まとめ

今回は栃木県で産業用ロボットを導入するならおすすめのSIer３社をご紹介しました。

株式会社オフィス エフエイ・コムのスマートファクトリーコンダクターラボはロボット導入のイメージをサポートしてくれるものでした。

株式会社サンリツや株式会社足利技研は長年の経験と実績で企画～導入・保守までを一貫してサポートしてくれる頼れるSIerであることがわかりました。

いずれのSIerにおいても、豊富な開発・導入実績のノウハウを活かし、多様な顧客のニーズに柔軟に対応する信頼ある企業です。

今回ご紹介したSIerの記事を参考にしていただき、自社のFA化について、是非前向きに検討ください。