目次
この記事を読むことで「アッセンブリー」という用語の正確な意味や関連知識、国内でアッセンブリーを行うメーカーまで、幅広く学ぶことができます。
・製造業におけるアッセンブリーとは組立て作業のこと
・製造業の多くが部品などを組み立てることによって製品を作る産業(組立産業)と関わっている
・アッセンブリを効率化するためには産業用ロボットが役に立つ
アッセンブリーとは組み立て作業のこと
製造業におけるアッセンブリー(またはアセンブリ; assembly)とは部品などの「組立て」を指します。
大量生産工場などにおけるライン上での作業も組み立て工程に含まれるため、企業によってはライン作業全般をアッセンブリーと呼ぶこともあります。また「アッセン」や「ASSY(アッシー)」と略されることもあります。
なお、修理などのために組み立てた製品を分解する作業はディスアッセンブリー(disassembly)と呼ばれます。
モノづくりを支える「組立産業」とは
先述の通りアッセンブリーとは組み立てを指しますが、部品などを組み立てることによって製品を作る産業をアッセンブリー産業(アセンブリー産業または組立産業)と言います。
日本は自動車産業をはじめ組立産業が盛んな国です。たとえばテレビ、冷蔵庫、パソコン、スマートフォンなどの電化製品から日本人形や寄木細工などの伝統工芸品に至るまで、私たちの身の回りにあるもののほとんどが組立産業と関わっています。
ちなみに、組立に必要な部品そのものを生産する産業は「部品工業」と呼ばれます。
アッセンブリを効率化するなら産業用ロボットを導入する
以下のような悩みを抱えている製造現場には、産業用ロボットの導入がおすすめです。
- 「限られた人数の中で生産性を上げたい」
- 「従業員の負担を軽減させたい」
- 「熟練工の高齢化による技術継承問題を解消したい」
産業用ロボットを導入することで、次のようなメリットが期待できます。
- 人件費が削減できる
- 人手不足を解消できる
- 生産性が向上する
- 危険な作業を人がしなくて済む
- 作業の質が担保される
アッセンブリーのメーカー一覧
各メーカーによって対応可能な産業分野は異なります。詳細は各社の公式ウェブサイトでご確認ください。
アッセンブリーの主要メーカー39社(五十音順)
まとめ
この記事では製造業における「アッセンブリー」の意味や関連知識などを解説しました。アッセンブリー産業(組立産業)は日本の主要産業の一つである製造業を支える存在です。
少子高齢化などによりモノづくり現場を取り巻く状況は一段と厳しさを増していますが、産業用ロボットを有効活用することで人手不足や技術継承などの課題に適切に対処できる可能性が残されています。
アッセンブリーの自動化(FA化)に関心を持たれた方はぜひ産業用ロボットの導入を検討してみてください。