産業用ロボットSIer 300社掲載

2023.04.24

梱包機について解説!PPバンドの結紮を自動化して作業の効率化を

梱包機について解説!PPバンドの結紮を自動化して作業の効率化を

梱包機は、製品や商品の出荷・配送上、梱包作業を安全、確実に行う機械です。
導入を検討するには、梱包機に関する情報が必要とされます。
この記事では、製品や商品の梱包時に、PPバンドで外装を固定する梱包機の基本から、実際の導入において、検討したい事項について解説しています。
梱包機やPPバンドにあまり馴染みのない方にもわかりやすく説明しており、それらの特徴や概要を簡単に把握できます。

梱包機とは

梱包機とは

梱包機は、製品や商品を梱包するために使用される機械です。
さまざまな種類の製品を処理することができ、例えば、食品、医薬品、電子部品、書類、書籍、衣類なども梱包することができます。
例えば、自動で製品を梱包するフロー梱包機、トレイを使用して製品を梱包するトレイシーラー、ストレッチフィルムを使用して製品を保護するストレッチラップ梱包機、バブルラップを使用して製品を保護するバブルパック梱包機などがあります。
これらの梱包機は、製品を速く、正確に、かつ安全に梱包することができます。

PPバンドとは

PPバンドとは

PPバンドは、ポリプロピレン製のストラップ(紐)で、荷物や商品をまとめるために使用される梱包材の一種です。
PPバンドは、軽量で伸縮性があり折り畳みや巻き取りによってコンパクトに収納することができます。
これらの特性により、物流業界では広く使用されています。
PPバンドは、通常、幅約5mmから15mm程度で、厚さも約0.4mmから0.8mm程度の範囲で製造され、白色、黒色、青色、緑色、赤色など、多様なカラーバリエーションがあります。
P梱包作業においては、熱溶着や専用のバックルで留めるなどいくつかの留め方がありますが、製品の破損や盗難防止のために、専用のシールを貼ることもできます。
総じて、PPバンドは、軽量で強度があり、環境に優しい梱包材として、広く使用されています。

PPバンドを結束する方法

PPバンドを結束する方法

PPバンドを結束するには、以下の4つの方法があります。

  • PPバンドストッパー
  • 金具シール
  • 自動・半自動梱包機
  • 手動梱包機

PPバンドは、リボンのように結んで固定することはできないため、PPバンド結束用の器具・機械が必要です。

梱包機の種類

梱包機の種類

PPバンドで梱包するための梱包機は、人が梱包の工程を担う割合によって、以下の3つに区分されます。

  • 手動梱包機
  • 半自動梱包機
  • 自動梱包機

手動梱包機

手動梱包機とは、PPバンドの「巻きつけ」「締めつけ」「切断」の基本的な3つの工程のすべてにおいて、人が自ら動かして対処するタイプの機械です。
片手でも持てるポータブルなハンディタイプから、設置スペースが必要な据え置き型まで、さまざまあります。
片手で扱える長尺の梱包物はハンディタイプでもよいですが、箱型の梱包物は安定した据え置き型が向いています。

半自動梱包機

半自動梱包機とは、PPバンドの「巻きつけ」を人手で実施し、「締め付け」「切断」の2つの後工程を機械が行うものです。
半自動梱包機は、卓上型のミニサイズから、設置スペースを要する据え置き型まであり、梱包物のサイズや重量を考慮して選びます。
半自動梱包機のメリットとして、作業者に依存しない安定した締め付け作業が行えることがあげられます。

自動梱包機

自動梱包機とは、PPバンドの「巻きつけ」「締めつけ」「切断」の3工程を自動化した機械です。自動梱包機はPPバンドの結束作業を省力化し、効率化が大きく図れますが、価格は高額になります。
高度な自動梱包機になると、人がまったく介在せず、センサーを装備してラインで完全自立して動作するなど、完全な自動化も実現できます。

梱包機を導入する際の注意点

梱包機を導入する際の注意点

ここでは、PPバンドの梱包機を導入する際に注意したい点を3つお伝えします。

  • 電源を確保する
  • 自動化する範囲を梱包対象に合わせる
  • 設置スペースを確保する

いずれも、安全で安定的な運用に欠かせません。

電源を確保する

梱包機は、通常100Vの電源で使用する機械が一般的です。しかし、大型の梱包機になると、業務用の200Vの電源が必要となる場合があるため、事前の仕様確認に加え、設置予定の場所で電源が確保できるのか、よく確認しましょう。
また、PPバンド結束時の接着時に熱を用いるため、一時的に電力消費量が高まることがあります。必要な電力も合わせて確保しておきましょう。

自動化する範囲を梱包対象に合わせる

対象とする梱包物の性質や梱包したい数量によって、適切な梱包機の種類を選択します。
全て自動化することが、効率的とは限りません。
大きさや数量によっては、半自動でも十分な場合も多くあります。導入に際しては、費用対効果も併せて検討するようにしましょう。

設置スペースを確保する

据え置き型の梱包機を検討しているのであれば、安定したスペースの確保は重要です。
一般的に、梱包物のサイズと自動化の程度が上がれば上がるほど、梱包機が大型化します。
また、梱包機を置くだけでなく、梱包機を操作するスペース、他の作業をするスペース、予備のPPバンドを保管する場所も確保しましょう。

まとめ

まとめ

梱包機は、単独では不安定になりがちな製品・商品をPPバンドで固定して梱包します。
何よりも、安全で安定した梱包作業を実現する大前提として、梱包対象や設置環境などを考慮し、適切な梱包機を導入しましょう。

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