株式会社ロボカル SES事業・業務委託におけるコンプライアンス方針

株式会社ロボカル(以下「当社」)は、FA・製造業領域における即戦力エンジニアの業務委託・SES事業を展開する企業として、法令遵守および適正な事業運営を最重要事項と位置付けています。特に、偽装請負の防止、フリーランス新法への対応、ならびに上場会社様との取引における内部統制・ガバナンス要請を踏まえ、契約内容と業務実態が常に整合する事業運営を行うことを基本方針としています。当社は、取引先企業様・エンジニア双方にとって透明性が高く、説明可能性のある取引関係を構築することを通じて、持続可能なSES・業務委託事業の実現を目指します。

1.法令遵守およびガバナンスに対する基本姿勢

当社は、以下の関連法令および指針を踏まえた事業運営を行います。

  • 労働者派遣法
  • 下請法(下請代金支払遅延等防止法)
  • 民法
  • 特定受託事業者取引適正化法(フリーランス新法)
  • 関係省庁・行政機関が示すガイドライン・通達

これらを踏まえ、形式的な契約整備にとどまらず、実態運用を重視したコンプライアンス体制を構築しています。

2.偽装請負防止に関する基本方針

当社は、偽装請負を行わない・発生させないことを事業運営の大前提としています。

  • 契約形態(請負/準委任/SES)を明確に区分
  • 契約内容と実際の業務運用が乖離しない体制を構築
  • 指揮命令関係・責任範囲を明確に整理

「契約書上は問題ないが、実態が伴っていない」状態を許容しません。

3.契約管理・業務設計に関する取り組み

①契約内容の明確化
  • 契約締結時に契約形態を明示
  • 業務内容・役割分担・責任範囲を事前に書面で整理
  • 成果物または業務範囲・稼働条件を明確化
②業務設計段階でのリスク整理
  • 契約形態に応じた業務の切り出し
  • 指揮命令に該当し得る行為の事前整理
  • 取引開始前に運用ルールを共有

4.指揮命令系統および運用管理

①指揮命令系統の整理
  • 業務委託・準委任契約においては、当社またはエンジニア側に業務遂行上の裁量を確保
  • 取引先企業様からの直接的な人事的・業務的指揮命令が発生しない運用を徹底
②技術的助言との線引き
  • 技術的要望・業務背景の共有・成果物へのフィードバックは可能
  • 業務指示・勤務管理・人事評価に該当する行為は行わない運用

5.窓口一元化および変更管理

  • 業務内容変更、条件変更、契約変更は原則として当社を通じて実施
  • エンジニア個人への直接的な条件変更・指示を抑止
  • 変更時には契約内容と実態の再整理を行う

6.フリーランス新法への対応方針

当社は、フリーランス新法の趣旨を尊重し、以下を徹底しています。

  • 業務内容、報酬額、算定方法、支払期日の明示
  • 不当な報酬減額・一方的な条件変更の禁止
  • 支払期日の遵守
  • エンジニアからの相談・申告を受け付ける窓口の設置

7.エンジニア保護および相談体制

  • 契約形態・業務内容・リスクの事前説明
  • 不利益取扱い・ハラスメント防止
  • 相談内容に対する迅速かつ誠実な対応

8.上場会社様との取引を想定した管理体制

当社は、上場会社様との取引において求められる内部統制・監査対応・説明責任を重視しています。

  • 契約内容と実態運用の整合性を常に説明可能な状態で維持
  • 管理部門・現場双方に配慮した運用設計
  • 内部監査・外部監査を想定した資料整備・説明対応

9.情報管理・機密保持

  • NDA(秘密保持契約)の締結
  • 業務上知り得た情報の適切な管理
  • 個人情報・機密情報の漏洩防止体制の整備

10.継続的改善と見直し

当社は、法令改正、社会環境の変化、行政指針の更新等を踏まえ、本コンプライアンス方針および運用体制を継続的に見直し・改善します。

最後に

株式会社ロボカルは、「契約・実態・説明責任がすべて一致するSES・業務委託事業」を実現するため、今後も高いコンプライアンス意識を持って事業運営を行ってまいります。

本方針は、契約内容および実態運用の両面から、法令改正や社会環境の変化に応じて継続的に見直し・改善を行っています。

制定 2026年3月1日