CADオペレーターでフリーランスになる方法を解説!求人の見方や在宅できるかも紹介

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「CADオペレーターで独立してフリーランスになりたい!」
「どうやってフリーランスを目指せばいい?」
「稼ぎを増やしていく方法が知りたい」
などと考えていませんか?

フリーランスに憧れを持っているものの、今のスキルでちゃんと収入を得られるのか不安であったり、具体的な始め方がわからなかったりすると、開業を決断することは難しいですよね。

そこで本記事では、CADオペレーターでフリーランスになる方法を解説します。求人の見方や稼げるようになる方法も紹介するので、フリーランスになった姿を想像しながら読み進めてください。

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CADを扱うフリーランスの年収は低い?やめとけと言われる理由は?

CADソフトを使って仕事をする人を、一般的にCADオペレーターと言います。厚生労働省が運営する職業情報提供サイトjob tagによると、CADオペレーターの平均年収は約452万円です。

一方、フリーランス協会が公開しているフリーランス白書2024によると、フリーランスの年収は200〜600万円が過半数を占めています。以上のことから、CADを扱うフリーランスの平均年収は400万円前後と想定すると良いでしょう。

しかし、平均年収400万円前後と想定すれば全国の平均年収 約460万円に比べて低いこと、フリーランスは会社員に比べて収入が安定していないことから「やめておけ」と言われる理由にも頷けます。
引用元:国税庁|令和5年分民間給与実態統計調査

また、CADオペレーターという職種は未経験でも参入しやすいこと競争相手が多いことも平均年収を下げている原因のひとつです。未経験者が多いことから低単価な案件も多く、仕事時間が長く労力を使った割には稼げないことも多々あります。

技術や知見の有無で案件を受注できるかが決まることも多く、CADオペレーターのフリーランス同士で大きな収入格差があることを覚えておきましょう。

もちろん、CADオペレーターとして多くの収入を得ている人もいるため、全員が「稼げない」というわけではありません。正しいスキルを身に着けて営業活動を繰り返すことで、収入は高められます。

もし「どうやって稼ぎを増やしていけばいいかわからない」と不安に思った方は、ぜひロボカルにご相談ください。あなたのスキルや希望の働き方に合った案件や求人を紹介して、あなたの年収アップをサポートいたします。

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CADを扱うフリーランスの始め方 4つのステップ

CADを扱うフリーランスの始め方として、以下4つのステップを紹介します。

  1. 事前準備
  2. 退職準備
  3. 開業準備
  4. 案件獲得の準備

実際にフリーランスになって仕事を初めている姿をイメージしながら、じっくりと読み進めてみてください。

1. 事前準備

事前準備なしに、思いつきや勢いでフリーランスを始めてはいけません。

まずは独立できるほどのスキルがあるか、営業に使える実績があるかを確認しましょう。案件を獲得するには、どのようなソフトを使い、どのような図面を作った経験があるかを、クライアントに対して客観的に説明できるかがポイントになります。

まずはスキルとして、使えるソフトの具体的な名称を確認してみてください。
例えば以下のものです。

  • AutoCAD
  • Vectorworks
  • Revit
  • CATIA
  • Invento

ひとつしか使用経験がない場合は、フリーランスの準備期間に関連書籍を読んだり、無料の試用期間を使って操作感を確かめてみたりすると良いでしょう。使用したソフトが複数ある、もしくは使用経験が長いと案件を受注しやすくなります。

また、資格の有無も重要です。CADに関する以下の資格を所持していると、操作スキルがあることを客観的に証明できます。

  • CAD利用技術者
  • 建築CAD検定試験
  • オートデスク認定資格プログラム

フリーランスの準備期間に取得できるよう、計画してみてください。

実績をアピールする際には、過去に作った図面モデリングがあると効果的です。作業時間や作業効率化で工夫した点などについても、クライアントへのアピールになります。事前準備のひとつとして、今までに行ってきた仕事を振り返っておきましょう。

2. 退職準備

事前準備が終わりフリーランスになる決意ができたら、退職準備を始めましょう。具体的には退職届を会社に提出して、業務の引き継ぎ関係各所へのあいさつを行ってください。

クラウドソーシングなどを利用せず、現在の勤め先や取引先から仕事を受注する場合は、特にていねいな退職準備が必要になります。雑な引き継ぎやあいさつを行うと、今後の仕事獲得に悪影響を及ぼすリスクがあるからです。

また、資金の確認も忘れずに行いましょう。開業するには購入資金(パソコンやソフトなど)と生活資金(数ヶ月分)が必要です。資金が足りないとその日暮らしの生活になったり、途中でフリーランスを断念したりすることになります。

3. 開業準備

退職準備と同時進行で、開業準備も行いましょう。退職後に焦って開業手続きを行うと、抜け漏れが生じるリスクがあります。

重要な開業手続きのひとつは、開業届を税務署に提出することです。しかし、提出する書類は開業届だけではありません。課税事業者免税事業者で申請するか、インボイス制度に対応するかなど複数の手続きが必要です。

退職準備の期間中から書籍インターネットで必要な手続きを確認して、抜け漏れがないように開業準備を進めてください。

次に、仕事に必要なパソコンソフトなどの道具を購入しましょう。

CADを快適に動作させるには、パソコンのスペックが重要です。「安いから」などと価格重視で選ぶとスペックが足りず、ソフトの動作が重たくて快適に仕事ができないので注意してください。使用するソフトが決まっている場合は、ソフトの要求スペックからパソコンを選ぶのもおすすめです。

退職準備を行いながら開業準備も進めて、フリーランスをスムーズに始められるようにしましょう。

4. 案件獲得の準備

フリーランスとして案件を獲得するには、営業する場所の開拓営業に必要な資料の作成が必要です。

フリーランスが営業を行う場所は、主にクラウドソーシングのサイト求人サイトになります。各サイトで必要事項を入力して、アカウントを作成しましょう。

アカウントを作成する際のポイントは、ひとつではなく複数のサイトに登録することです。複数のサイトに登録して数多くの案件を見れるようになれば、業種や作業内容など自分に合った案件を探せるようになります。

アカウントの作成が終わったら、営業に必要な資料を準備しましょう。現在のスキル実績を整理して、ポートフォリオスキルシートを作成してください。

操作経験のあるソフト名や、実績(成果物)を具体的に書き出すことが重要です。ただし、過去の実績として実際に納品したものを紹介する際は守秘義務に注意してください。具体的かつ客観的な内容で充実しているほど、案件を獲得しやすくなります。

しかし、ポートフォリオやスキルシートを初めて作成する方にとって、クライアントに興味を持ってもらえる文章や内容を考えるのは難しいですよね。そのような時には、ぜひロボカルにご相談ください。

スキルシートの添削や商談対策で、案件獲得や単価交渉をフォローいたします。独立しようか悩んでいる方も、まずはお気軽にご相談ください。

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CADオペレーターの案件内容

CADオペレーターの案件内容について、以下の3点から紹介します。

  • 業種
  • 仕事内容
  • 働き方

案件内容を確認する際のポイントも紹介するので、数ある案件の中から自分の希望に合った案件を見つけられるようになりましょう。

業種

CADを使用する業種は、建築業や製造業だけではありません。アパレルや生活家電の商品開発など、さまざまな業種でCADが使用されています。

つまり、使用経験のあるソフトであれば、異業種に挑戦することも可能です。業種が変わると報酬単価も変わるため、今とほぼ同じ仕事の内容でも高単価な案件の獲得を目指せます。

逆に、今と同じ業種の会社が募集する案件に対しては、知見があることをアピールすると効果的です。知見の有無を強調することで受注確率を上げたり、フリーランスを始めた直後でも高単価な案件を受注できたりします。

仕事内容

CADフリーランスが対象になる案件の主な仕事内容は、

  • 建造物や製造物の設計図をCADデータに変換する
  • PDFや手書きの図をCADデータに変換する

です。しかし、仕事の範囲については案件によって異なります例えばデザインを含むものや部材を拾って積算する、デザイナーや設計者と打ち合わせをするなどさまざまです。

また、納期修正回数と合わせて、仕事が完了する条件(検収条件)も案件によって異なります。案件を探す際には仕事内容だけではなく、仕事の範囲各種条件の確認を忘れないでください。

働き方

CADを扱う案件の働き方は、案件によってさまざまです。オンライン上で完結する案件もあれば、打ち合わせなどオフラインで仕事を行う必要がある案件もあります。

時間給就業時間が設定されておらず、オンライン上で完結する案件であれば、在宅で好きな時間に働くことも可能です。

ただし、オンライン上で完結する案件の中には、低単価に設定されやすい傾向があります。成果物の質が悪くて修正回数が多かったり、ソフトの操作に慣れず時間がかかったりすると、時給効率が悪くなり収入も下がるので注意してください。

一方で、通勤が必要であったり就業時間が決まっていたり、業務委託の契約を結ぶものには高単価な案件もあります。しかし、高単価な案件はスキルや知識の有無が採用条件になるため、仕事に慣れてから挑戦すると良いでしょう。

フリーランスを最近始めた方にとって、数ある案件の中から自分に合った案件を探すことは困難です。そのような時には、ロボカルにご相談ください。

あなたのスキルや希望に合った案件を、ロボカルがご紹介いたします。フリーランスの方が不安を抱えやすい単価交渉、商談対策や契約締結をロボカルが代行するので、各種トラブルが起きる心配もありません。

フリーランスを始めようか悩んでいる方も、まずはお気軽にご相談ください。

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フリーランスで稼げるようになる5つの方法

CADオペレーターのフリーランスとして、さらに稼げるようになる方法は以下の5つです。

  1. 営業を続ける
  2. 実績を増やす
  3. スキルを磨く
  4. 仕事の範囲を広げる
  5. 異業種にも挑戦する

「今の収入よりも稼ぎたい!」「フリーランスとして稼げるようになりたい!」と考えている方は、それぞれの内容を参考にしてください。

1. 営業を続ける

フリーランスを始めたての頃は、営業を続けることが稼げるまでの近道です。「交渉中や採用待ちの間は営業を一旦止める」などと区切りを作らず、営業を止めることなく続けましょう。

「応募している案件が採用されたら、営業に使った時間が無駄になる…」と不安になる必要はありません。営業したすべての案件を受注することは、基本的にないからです。

また、案件を受注できても、定期的継続的に依頼してもらえる保証はありません。継続の依頼がなくなれば翌月の収入が減ったり、最悪の場合は0(ゼロ)になったりするリスクもあります。

したがって、受注状況に関係なく、営業を続けられる工夫をしましょう。

例えば「毎月10日までは営業を続ける」と営業期間を決めると無理なく続けられます。業務委託の場合であれば、契約期間終了の数日前から営業を始めるなど、営業のタイミングを工夫するのも良いでしょう。

2. 実績を増やす

営業を続けて案件を受注できるほど、ポートフォリオやスキルシートに記載できる実績が増えます。

実績が増えるほど営業時のアピールになるため、実績を増やすことに注力しましょう。クラウドソーシングのサイトによっては、受注数完了割合などがプロフィールに表示されるからです。

実績の数や内容によっては、CADの操作スキルがあることや、業種に関する知識があることの証明にもなり、採用基準の厳しい高単価な案件でも獲得しやすくなります。

実績が増えてきた際にはポートフォリオスキルシートに反映して、営業時のアピールポイントとして活用しましょう。

3. スキルを磨く

フリーランスで稼ぐためには、日々スキルを磨くことが重要です。

営業を続ければ営業スキルが上がり、受注率がアップして営業回数を減らせます。また、営業にかける時間を減らせれば、作業時間に充てられるため収入アップにも効果的です。

また、案件をこなすほどCADソフトの操作スキルも上達します。作業効率が上がれば作業時間が減り、多くの仕事をこなせるため収入アップに直結します。

他にも、業種に関する知識が増えることで、成果物の質を上げることも可能です。クライアントに満足してもらえれば、継続依頼単価アップにも期待できます。

案件が獲得できることに満足せず、日々スキルを磨いて収入アップにつなげましょう。

4. 仕事の範囲を広げる

紙の図面やPDFからCADデータに変換する工程の案件だけではなく、仕事の範囲を広げて複数の作業工程がある案件に挑戦してみてください。複数の作業工程がある案件は、作業工程の少ない案件に比べて報酬額が高く設定されるからです。

一般的にCADオペレーターは、デザイナーや設計者から受け取った情報をもとにCADデータを作成します。しかし、案件によってはデザインを含むものや、部材を拾って積算を行うものもあり、そのような案件は高単価に設定されがちです。

他にも、普段使っているソフトが2DのAutoCADであれば、Vectorworksなど他のソフトを使えるように勉強するのも良いでしょう。案件によって求められるソフトスキルは異なるため、3D CADやBIMなども使えるようになると、新規クライアントからの案件獲得に効果的です。

さらなる案件獲得収入アップを目指して、仕事の範囲を広げましょう。

5. 異業種にも挑戦する

独立後すぐに高単価な案件を獲得することや、短期間でスキルアップすることは困難です。そのような時には、異業種の会社が募集している案件に挑戦してみてください。

CADオペレーターの案件は、ほぼ同じ作業内容であっても業種によって報酬額に差があります。ソフトの使用経験の有無で採用が左右される案件もあるため、業種に関する知識が少なくても採用される場合があります。

また、異業種に挑戦して収入アップを目指す場合は、成長中の業種を見極めることも重要です。

例えば、人手不足の解消と作業効率の改善を目的に産業用ロボットが急速に普及しているため、FA業界(Factory Automation)が急成長しています。

実際、FA業界が募集している案件は高単価かつ好待遇なものが多く、案件の数も増加中です。中には発注から検収までの短い案件もあるため、短期間での収入アップや実績作りのチャンスもあります。

異業種への挑戦は、心理的なハードルが高いかもしれません。しかし、使うソフトに使用経験があったり、仕事内容に興味関心があったりすれば、今までと同様の仕事内容で単価アップを見込めます。「経験がないから…」と諦めずに、積極的に挑戦しましょう。

CADオペレーターならフリーランスで稼げる!

CADオペレーターでフリーランスを始めるには、準備稼ぎ方が重要です。準備ができていなかったり、稼ぎ方を知らなかったりすれば、今の年収よりも下がってしまうリスクがあります。

しかし、本記事で紹介した稼ぐ5つの方法を正しく実践すれば、定期的かつ高い収入を得ることも可能です。特に建築業や製造業などではCADオペレーターの需要が急増しているため、将来性も十分にあります。

将来性があることや高収入を目指せることから、CADオペレーターでフリーランスを始めようと考えている方は、ぜひロボカルにご相談ください。スキルシートの添削や案件紹介、営業代行から単価交渉などあらゆる角度から、あなたのフリーランス活動をサポートいたします。

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