物流ロボット4種類・メーカー11選と物流ロボット導入のポイントをわかりやすく解説!

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「自社倉庫の商品を自動で運搬・搬送したいが、どんな方法で自動化できるのかがわからない」「物流の自動化のためロボットを比較・検討しているが、ロボット導入のポイントを知りたい」

こんな疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか?

本記事では次の内容について、ロボット業界で10年以上働いている筆者がわかりやすく解説します。

・物流ロボットにはどんなものがあるのか、何が自動化できるのか

・物流ロボットメーカーはどんな会社があるのか

・物流ロボット導入のポイント

この記事を読めば、物流ロボットの種類とできること、どのようなメーカーがいるのかといった基礎知識がわかります。

また、物流ロボットを導入するにあたり、どんなことに気を付ければ良いのかがわかるようになります。

物流ロボットに興味を持った方、物流ロボットの導入検討中の方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

物流ロボットとは

物流ロボットとは、物流に関わる「商品の運搬」「仕分け・入出庫」「商品が入った箱のパレタイズ」といった工程を自動化するロボットです。

矢野経済研究所によると、物流ロボットの2021年度の市場規模(事業者売上高ベース)は前年度比127.5%の242.9億円と言われており、ECサイトの普及や物流業界における人手不足の流れを受け、自社の倉庫を効率化・省人化したいという需要が増え、適用が広がっています。

この記事では、物流の自動化シーンでよく使われるロボットを4種類に分けて紹介します。

参照URL:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3184

物流ロボット4種類と機能

物流ロボットの種類(カテゴリー)と、それぞれのロボットが自動化できることを紹介します。

自動倉庫

倉庫全体がロボット化されており、ロボットが商品をピッキングして入出庫を行う物流ロボットです。

3次元ピッキングシステム Skypod(スカイポッド)

3次元ピッキングシステム Skypod(スカイポッド)


搬送ロボットアーム

搬送ロボットアーム

垂直多関節ロボットを用いて、荷物をピッキングする工程を自動化することができます。

例えば、コンベヤで流れてきた段ボール箱をパレットに積み上げる工程をロボットで自動化する事例があります。

ロボットの目となるカメラで荷物を認識し、大きさの違う荷物でもきれいに積み上げることができます。

物流ロボットを導入するときのポイント

導入の際に気を付けるポイントは、以下の通りです。

  • 目的をはっきりとさせておく
  • 価格・導入費用と効果が見合うか確認する
  • ロボットに関する情報収集を行う
  • 自社の倉庫管理システムの洗い出しをする
  • 「提案依頼書(RFP)」の原案を作成しておく
  • 導入を依頼する会社を選ぶ

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