【保存版】制御設計エンジニアが1年で年収1,000万円を達成するロードマップ!SES企業が徹底解説

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制御設計は、働き方次第で年収1,000万円を十分に狙える職業です。専門性が高い職業であり、多くのスキルや知識、現場経験を必要とします。そのため、熟練の制御設計エンジニアは業界で貴重な人材です。

適切なスキルを身につけ、計画的にロードマップを構築して実行できれば、多くの方は年収1,000万円に到達できます。

そこでこの記事では、制御設計エンジニアが1年あまりで年収1,000万円に到達するためのロードマップを解説します。

制御設計エンジニアとして1つ上のステージを目指したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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制御設計エンジニアが年収1,000万円を達成する2つの道

制御設計エンジニアが年収1,000万円を達成するには、以下の2つのルートが有力です。

  1. 大手や外資系企業の業務に携わる
  2. 独立してフリーランスになる

1. 大手や外資系企業の業務に携わる

大手企業や外資系企業の管理職に就任できれば、制御設計で年収1,000万円が見えてきます。また契約社員であっても、大手企業の専門性が高い業務に携われれば、年収1,000万円は十分に狙えるでしょう。

ただし、大手や外資系の業務に関わるには、高いスキルと実績が要求されます。加えて、管理職になるとマネジメント業務が多くなり、プレイヤーとして制御設計業務に集中する時間は限られてしまうかもしれません。

あくまで純粋な技術職として年収1,000万円を目指したい場合は、別の道を考える必要があります。

2. 独立してフリーランスになる

制御設計エンジニアとして、スキルや実績を積み上げながら年収1,000万円を達成したければ、独立してフリーランスになるのがおすすめです。

今回の記事では、この「独立してフリーランスになる」ことを主軸に解説を進めます。

  1. 本業でスキルを高めつつ、副業で独立資金を稼ぐ
  2. 必要に応じて資格取得や、別ジャンル(機械設計など)の業務をこなす
  3. ある程度資金ができたら、独立のタイミングを伺う
  4. 最適なタイミングで独立する

上記の流れが、一般的な独立の流れです。その後は業務効率化と単価アップをこなしつつ、年収1,000万円を目指します。

組織化しつつ案件を安定させれば、制御設計のフリーランスで年収1,000万円は十分に達成可能です。

制御設計エンジニアが1年で年収1,000万円を達成するロードマップを5STEPで解説

制御設計エンジニアが1年で年収1,000万円を達成するには、以下のロードマップを実践しましょう。

  • STEP1. スキルの棚卸しと市場価値の把握
  • STEP2. 案件獲得方法の確立
  • STEP3. 企業との関係構築
  • STEP4. 業務効率化と単価アップ
  • STEP5. 組織化

STEP1. スキルの棚卸しと市場価値の把握(1ヶ月目)

独立して1ヶ月目にすべきことは、以下の内容です。

  • 自身の持つスキルの棚卸し
  • 実績(経験案件)の整理
  • 自身の市場価値の把握

まず、扱えるプログラミング言語や使えるCADソフトなど、自身の持つスキルを徹底的に洗い出しましょう。スキルを明確化することで、説得力のあるポートフォリオが作成可能です。

次に、今まで受けた案件を整理します。実績をスキルとともに整理していくうちに、自身の市場価値を定量的に測れるようになります。

上記の作業を、時間がかかってもよいのでじっくり取り組んでください。最初の1ヶ月をかけて棚卸しを完了し、強力なポートフォリオを作りましょう。

この作業は自分を客観的に見る必要があるため、1人では難しい場合があります。ロボカルでは、専門性の高いアドバイザーが誠心誠意お手伝いさせていただきますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

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STEP2. 案件獲得方法の確立(2ヶ月目)

ポートフォリオが完成したら、実際に案件を獲得しに動きます。

制御設計の案件を獲得する方法は、大きく分けて以下の6つです。

  • クラウドソーシングサイト
  • スキルシェアマーケット
  • 企業への直営業(SNS含む)
  • 人脈からの紹介(コネクション)
  • 転職サイト
  • フリーランス向け案件サイト

営業をかけるうえで役立つのが、STEP1で行った「スキルの棚卸し」です。企業へのアプローチ時に自分のアピールポイントがわかっていれば、効果的に自身を売り込めます。

  • 経験案件の内容
  • 持っているスキル
  • 持っている資格

上記の内容を踏まえて、案件応募時には自己PRを繰り返しましょう。

STEP3. 企業との関係構築(3~6ヶ月目)

案件が取れるようになってきたら、今度は企業と良好な関係を構築し、案件を安定して継続できる土台を整えます。

案件を受け始めて間もないうちに、いきなり大型案件を1人でこなそうとするのは非常に危険です。1人で手が回らずにクオリティや納期が先方の基準に満たないと、信頼を損ないます。

最初は、収益よりも案件のバランスが重要です。自身のリソースに見合ったパターンで案件を受注し、コンスタントにこなしましょう。

まずはリスキーなことはせず、以下のように案件を持つとよいでしょう。

  • 長期プロジェクトを1~2件ほど
  • 短期プロジェクトをいくつか、リソースを確認しつつ受ける

また、企業との関係を構築するには、自分から企業に働きかけることも重要です。既存案件が8割ほど完了したら、次回の業務について自ら打診してみましょう。

フリーランスとして独立するのであれば、この時点で一定の営業力をつけておくべきです。既存の契約企業への交渉に慣れておきましょう。

新規顧客の開拓と、既存クライアントとの関係構築を並行してできるようになれば、フリーランスで生活していけるだけの収入は得られるようになります。

STEP4. 業務効率化と単価アップ(7ヶ月目以降)

食べていくだけの十分な収入を確保できたら、次は年収1,000万円を目指し、業務効率化と単価アップを図りましょう。

業務効率化には、まず自分が作業に向かう時間を増やす必要があります。そのためには「自己営業」から卒業すべきです。

クラウドソーシングサイトやX上の案件に応募するなど、自分で案件を探していては、時間がいくらあっても足りません。営業は他人に任せるなどして、自分の時間を確保してください。

時間が確保できたら、今度は1業務あたりの単価上昇を目指します。これには、既存クライアントとの「交渉」が重要です。

  • 上流工程の仕事を巻き取る
  • 急募案件や緊急案件を受ける

交渉により上記のような案件を受けられれば、企業から高い評価を得られます。それだけでなく、自身のスキルアップも狙えるでしょう。

このSTEP4まで進んだ方はすでにハイスキルな人材なので、企業側にとってもありがたい存在です。業務効率化と企業の交渉を綿密に行えば、さらに収入を上げていけます。

STEP5. 組織化

STEP4まで順調に達成できれば、逆に企業に頼られる立場になっているはずです。すると今度は、案件が多くなりすぎる可能性が出てきます。

この段階で考えるべきなのが「組織化」です。自分1人では請け負いきれない案件を元請けとして受注し、ほかのエンジニアに仲介すれば、さらに収益を増やせます。

組織化の第一歩としては、業務委託でエンジニアを募集し、仕事をしてもらうのが一般的です。そこから、徐々にチームを拡大しましょう。

チームの人材に作業を頼みつつ育成をすれば、より多様なニーズに対応できます。自分ができない機械設計などの案件でも、スムーズに仲介できるようになるでしょう。

年収1,000万円を1人で達成するのは、不可能ではありませんが困難です。案件があふれるようになってきたら、組織化を考えて行動してください。

制御設計で年収1,000万円を目指す際の注意点3選

制御設計エンジニアがフリーランスで年収1,000万円を目指す際は、以下3つの注意点を把握しておきましょう。

  1. 働き方の柔軟性は乏しい場合がある
  2. 独立直後はうまく稼げない可能性がある
  3. ジャンルの汎用性が薄いスキルもある

1. 働き方の柔軟性は乏しい場合がある

一般にフリーランスというと好きなときに働けるイメージですが、制御設計の場合は事情が異なります。

制御設計は契約形態に関係なく、現場常駐で業務に携わることが多い職種です。そのため案件を自分でこなすうちは、現場で仕事に明け暮れなくてはなりません。

特に案件を知り合いから紹介してもらう際、短納期の案件でタイトなスケジュールを強いられることはよくあります。

独立当初から組織化までは、忙しく仕事をこなす必要がある点は覚悟すべきです。

2. 独立直後はうまく稼げない可能性がある

独立直後は、一時的に無給になる可能性が高いため注意しましょう。とくに準備不足で独立すると、初月から案件が獲得できず日々の生活で精一杯、ということになりかねません。

そのため独立にあたっては、会社員の時点で十分な貯金をしておくべきです。具体的には、最低でも半年、できれば2年無収入でも大丈夫なように生活費を貯めておいてください。

また、独立直後から案件を獲得するには、以下のような働きかけが重要です。

  • 前職でしっかりと人脈を広げておく
  • ポートフォリオを固めて営業をかける
  • 専門性の高いエージェントに相談する

ロボカルでは、制御設計で年収1,000万円を目指す方へのサポートも丁寧に行わせていただいています。ぜひ興味があれば、以下のリンクからご相談ください。

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3. ジャンルの汎用性が薄いスキルもある

エンジニア職はジャンルごとに要求されるスキルが異なる場合が多く、横の汎用性が薄い傾向があります。

たとえば、自動車業界と社会インフラ(発電所など)では、同じ「制御設計」でも要求されるスキルはまったく異なります。

万が一にも自分の専門外の業務を受けてしまうと、案件がこなせずに信頼を失うことになりかねません。基本的には、自分の得意なジャンルで仕事を受けましょう。

制御設計で年収1,000万円を達成するためのコツ5選

制御設計で年収1,000万円を達成したければ、以下の5つのコツを意識してください。

  1. 関連する資格を取る
  2. 関連性のある職種のスキルを身につける
  3. 人脈を大事にする
  4. 営業力を磨く
  5. フリーランス向けエージェントを徹底活用する

1. 関連する資格を取る

業務に関連性が高い資格を取れば専門性の証明になるため、高単価案件を受注しやすくなります。

  • 第二種・第一種電気工事士
  • 第三種・第二種・第一種電気主任技術者
  • 2次元CAD利用技術者(ハード設計の場合)
  • 基本情報処理技術者
  • 電気製図技能者
  • E検定 など

特に「電気工事士」と「電気主任技術者」は、FA業界全般で役立つ資格です。電気系資格を持っていれば、より現場での作業範囲が大きく広がります。

ほかにも自分のスキルを補完できる資格は、年収1,000万円を達成する足がかりになります。

2. 関連性のある職種のスキルを身につける

制御設計だけでなく機械設計やロボットティーチングのような、横のつながりのあるスキルを身につければ、さらに手広く案件が受注可能です。

また、関連性の高いスキルを持つ人材と、業務提携をするのも有効です。お互いの範囲外の業務を補い合えるので、自分の得意なことに集中できます。

プラスアルファのスキルを身につけて、新規案件の開拓や既存案件の単価アップを図りましょう。

3. 人脈を大事にする

独立してフリーランスになると、仕事は自分で見つける必要があります。独立直後に案件がない状態を回避するには、企業に所属しているうちに人脈を広げておくことが大事です。

取引先やパートナー企業との関係を築いておけば、独立後に案件を紹介してもらえる可能性が高まります。

また、案件以外でも知り合いを作っておくことは重要です。独立・起業に関するアドバイスや、税金周りのトラブルを減らせるなど、人脈に助けられる場面は思いがけず現れます。

独立前・独立後ともに、人とのつながりは大事にしましょう。

4. 営業力を磨く

FA業界には、独力で営業する人があまりいません。そのため、エンジニアでありながら積極的に営業をかける人は、それだけでインパクトのある人材とみなされます。

また営業力が高ければ、既存顧客に対しても案件継続や上流工程の巻き取りを打診して、さらなる案件獲得や単価アップが狙えます。

営業力は、あってもありすぎることはありません。エンジニアこそ同業者と差別化を図るうえでも、営業力は磨くべきです。

5. フリーランス向けエージェントを徹底活用する

基本的に、営業に使う時間は少ないほど良いといえます。営業に使う時間が減れば、それだけコア業務に時間が割けるためです。

ある程度の案件を安定して受けられるようになったら、営業は他者に任せましょう。営業を減らすために活用したいのが、フリーランス向けの案件サイトです。

フリーランス向け案件サイトで、エージェントから自分のスキルや実績に合った案件を紹介してもらえれば、効率よく高単価案件を探せます。時間効率を上げつつ高単価案件を受注したい際に、エージェントの活用はおすすめです。

【まとめ】制御設計で年収1,000万円を達成したい人はフリーランスで独立を目指そう

ハイスキルな制御設計エンジニアであれば、独立して年収1,000万円を達成することは現実的に可能です。

業界には、ハイクオリティな仕事をしてもらえるのならば、報酬を惜しまない企業は多くあります。重要なのは計画的なロードマップを立てて、実直に行動することです。

ぜひこの記事を、自身のキャリアアップに役立ててください。

またロボカルでは、専門性が高いアドバイザーがあなたの案件獲得を徹底サポートします。

ロボカルは2025年5月現在、27都道府県の案件に対応。今後も、サポートエリアを拡大予定です。以下のような多様な条件で案件を探せるため、あなたにぴったりな案件がすぐ見つかります。

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「とにかく早く案件が欲しい」「時間を一刻も無駄にしたくない」というエンジニアの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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