ベストロボット No.61
創造と挑戦で世界文化の発展に貢献する IKOMAロボティック株式会社
事業概要 | 産業用ロボット周辺装置・各種FAシステム設計製造 | |
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所在地 | 〒708-0016 岡山県 津山市戸島634-28 | |
企業URL | http://www.ikoma-rb.com/ | |
導入事例 | 除草ロボット車体両側の車輪と後方の車輪で雑草を掘り起こし、土壌から剥離させて枯死させます。 走行は方位センサーにより目標方位にあわせて走行し、前方の稲株センサーで稲株を検知して回避します。 | |
自動車部品溶接ロボット複数のロボットの協調動作により、生産性を向上します。複雑な形状の製品をクランプする治具もニーズに合わせて製作します。 | ||
ロボットスライダーロボットをスムーズに直線移動させる装置です。1軸だけではなく、2軸、3軸など種類も豊富です。 |
IKOMAロボティック株式会社 代表取締役社長 生駒徹志様
- 1IKOMAロボテック様の強みを教えてください。
当社のお客様は日本では北海道から沖縄まで、海外を含めるとアジア、カナダ、アメリカ、イギリス、フランス、ブラジルなど世界中にいらっしゃいます。2014年にはインドネシアに合弁会社を設立し、新工場も設立しました。近年ではインドネシア工場から研修生を迎え、技術者として育成することにも力を入れています。岡山県北にいながら日本全国、そして世界のものづくり現場を支えられるのも、当社の魅力です。
- 2除草ロボットの開発背景を教えてください。
消費者ニーズの多様化による低農薬志向環境への
負荷低減への取り組みなどにより無農薬、
減農薬米のニーズが増加したため生産者も無農薬あるいは減農薬米の栽培に取り組んでおり、
合鴨農法もその手段の一つとして普及しています。しかし、合鴨農法は除草、害虫の防除効果が必ずしも安定しないことや、
アイガモの飼育に手間や費用がかかってしまうため
無人で除草を行う水田用除草ロボットの開発に着手しました。
- 3除草ロボットの効果を教えてください。
除草ロボットが走行することにより、
雑草が土壌から剥離され浮遊、枯死します。
走行後は水がにごるため、光合成を阻害し、
雑草の成長を抑制する効果もあります。