産業用ロボットSIer 300社掲載

2021.09.30

群馬県で産業用ロボットを導入するならおすすめのSIer3選

群馬県産業用ロボット

群馬県で産業用ロボットを導入して自社工場の自動化を検討されている方へ、群馬県に拠点がある産業用ロボットのSIerを3社をご紹介します。

  • 日本ハイコム株式会社
  • 富士エンヂニアリング株式会社
  • 株式会社ウエノテクニカ

この記事では上記3社の基本情報や導入事例について解説します。

日本ハイコム株式会社

(引用元:日本ハイコム株式会社HP)

基本情報

株式会社アステクノスは1985年に群馬県前橋市に本社を構え、大阪府、福岡県へ国内展開し、海外へは中国、マレーシアへ活動の場を拡げています。

日本ハイコムは、「もの造り」の開発・生産・物流分野、及び事務処理や販売・サービス・営業分野まで、自動車造りから得た生産技術の豊富なノウハウとキャリアを基礎として、より高度な技術を提供してくれるSIerです。

近年では自動車産業界のみではなく、「自社ブランド商品」の確立にも注力しており、マイクロ波技術を活用した食品関連および産業用の設備の開発にも着手しています。

対応業種自動車部品、電子部品、機械部品
対応プロセス自動生産ラインの設計、設備の製作およびメンテナンス、生産改善コンサルティング
住所群馬県前橋市石倉町5-14-18
URLhttp://www.highcomm.co.jp/
ロボットスクールの有無
ロボットショールームの有無

導入実績・導入事例

ハイコム式マイクロ波加熱装置

ハイコム式マイクロ波加熱装置は冷凍食品の解凍作業時に発生する「解凍に長時間を要する」「均一加熱が出来ない」「必要以上に処理することによる廃棄量の増加」「衛生面が低下する」などの懸念点を解決する画期的な装置となっています。

ハイコム式マイクロ波加熱装置は様々な加工食品メーカーへ納品された実績があり、同業界では多くのメーカーに支持されています。

本機の特徴として独自の温度コントロールシステムにより目標温度の均一解凍が可能となり、食材・食品の鮮度や食感はそのままにドリップなしで高品質な仕上がりとなります。

また、見込み解凍をゼロにできる機能が備わっており、廃棄ロスによる無駄なコストをゼロ化できます。

ハイコム式マイクロ波加熱装置は魚類や肉類だけではなく、パン類、野菜類、油脂(バター、マーガリン)などの様々な食材に対応可能です。

ちなみにハイコム式マイクロ波加熱装置はYouTubeの株式会社ハイコム公式チャンネルにも解説動画があるので是非参考にされてください。

自動車生産設備・工場建設の設計・導入

株式会社ハイコムは長年携わってきた自動車生産設備の技術をベースに様々な産業用ロボットのラインビルダーとして実績があります。

その活動範囲は日本国内には留まらず、中国、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアへロボット溶接ラインや部品塗装ライン、部品組立ラインの導入をサポートしてきました。

設備製作(仕様検討、設計・製作、システムアップ、品質育成支援など)については一貫したサポート体制をとっており、ユーザーにとっては自社の課題を解決へと導く信頼できるパートナーとなります。

富士エンヂニアリング株式会社

(引用元:富士エンヂニアリング株式会社HP)

基本情報

富士エンヂニアリング株式会社は1967年に群馬県太田市に産業機械(主として自動車関連)の総合エンジニアリング会社として本社を創立し、1981年に国内初となる国産パーチクルボード製造ラインの完成から納品へと繋げた実績があります。

富士エンヂニアリング株式会社の製品は「100%オーダーメイド」となっており、オンリーワンの産業用ロボットを導入したい顧客にとっては非常に魅力的です。

大きな特徴として、構想設計から開発、電気制御や電気工事などを一括で依頼することが可能なだけではなく、制御盤製作、ロボットティーチング、稼働テストまでを自社内で対応できる設備が完備されていることが挙げられます。

対応業種自動車、電機、化学、製鉄、金属加工、油空圧、溶接
対応プロセス総合エンジニアリング業務並びにコンサルティング業務、装置、機器の設計、製造、販売、賃貸並びに修理
住所群馬県太田市寄合町19番地143
URLhttp://www.fuji-eg.co.jp/
ロボットスクールの有無
ロボットショールームの有無

導入実績・導入事例

ディスタックシートフィーダ(鋼板高速搬送装置)

ディスタックシートフィーダは自動車メーカーを中心に、国内外の様々な工場で稼働している鋼板搬送装置です。

自動車工場のプレス工程には必須の装置で、積み上げられた鋼板を高速で一枚ずつ剥がして搬送し、装置への投入が可能になります。

ただし、ディスタックシートフィーダの機能はそれだけには留まらず、ボンネットやドアパネルといった大型パネル用の加工ラインのほか、センターピラーなどの小型パネル用の加工ラインにおける2枚同時搬送を可能にするなどの実績があります。

鋼板の剥がしには磁力を使用していますが、エアー吸引によりアルミ板への対応が可能となっています。

株式会社ウエノテクニカ

(引用元:株式会社ウエノテクニカHP)

基本情報

株式会社ウエノテクニカは1956年11月に有限会社上野鐵工所(旧名)として群馬県桐生市に設立し、自動車車体組立設備および各種自動化装置、ラインビルダー&システムインテグレーターとして活動してきました。

1991年5月に株式会社ウエノテクニカへ社名を変更、2015年2月には群馬県優良企業表彰において、ものづくり部門優秀賞を受賞するなど輝かしい実績があります。

をはじめ、さまざまなを本社とするエレクトロニクスの総合商社として様々な生産工場をサポートするSIerです。

対応業種自動車用部品、製造用部品、衣料品、日用品、医薬品、食料品
対応プロセス構想設計、動作シミュレーション、プログラム開発、製作、工事、据付、保守
住所群馬県桐生市広沢町5-1311
URLhttps://uenotechnica.com/
ロボットスクールの有無
ロボットショールームの有無

導入実績・導入事例

ラボ・ベンチロボット

ラボ・ベンチロボットは多関節ロボットで、人手で行っている研究に必要な作業全てを自動化できるほど画期的なものとなっています。

このロボットの機体サイズは驚くほどコンパクトで、研究室にそのまま据付け可能です。

ラボ・ベンチロボットが単純作業を担当している間に、研究者は更に高度な研究に携わることができます。

移動式ロボットハンド

自立走行システムと多軸ハンドを組み合わせ、運搬・配膳作業の自動化を目的に設計されたロボットです。

このロボットは低振動で走行することが可能なので、円形のものや液状のワークであっても溢すことなく運搬することが可能です。

さらに障害物の回避能力が高く、作業者が行き交う通路や、クランクのように走行が困難な通路でも問題なく走行することが可能です。

まとめ

今回は群馬県で産業用ロボットを導入するならおすすめのSIer3社をご紹介しました。

日本ハイコム株式会社は自社ブランドの確立に注力し、他社には出来ないサポート体制を築いていることがわかりました。

富士エンヂニアリング株式会社は100%オーダーメイドの専用機で顧客のニーズに応えるSIerであることがわかりました。

株式会社ウエノテクニカは様々な賞を受賞するほど高い技術を誇っており、どんな要望にも応えるSIerでした。

いずれのSIerにおいても、豊富な開発・導入実績のノウハウを活かし、多様な顧客のニーズに柔軟に対応する信頼ある企業です。

今回ご紹介したSIerの記事を参考にしていただき、自社のFA化について、是非前向きに検討ください。

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